11月17日(土)宮城県仙台市にて、
第8回「ペンギンのお茶会」を 開催しました。
予想を上回る数のお申し込みがあったため、6名定員の予定を変更し、
7名での開催となりました。
それでも、お申し込みいただいたのに入れなかった方、申し訳ありませんでした。
テーマは「家族と私の関係」です。 以下、若松さんにレポートしていただきます。
「地元宮城だけに、同級会へ向かうような……
そんな気持ちで参加させていただきました。
お話された方に対して、ほかの方からの質問や意見が多く出て、
活発なお茶会。
実母との関係や子離れについて、色々なお話を伺うことができました。
「私はこうだよ」「そういう方もいるんだ」と
参加された方同士の話しが、大変参考になったと思います。
実母との関係に悩まれている方は、実は少なくなく。
親の「子はこうあるべき」「こうして欲しい」という思いに、
必ずしも答えなくてもいいと、自分を楽にしてあげると、
自分らしい選択ができるのかなと感じました。
こういう場で話したからと言って、解決策があるわけでもなく、
辛い日々が続く方もいらっしゃいます。
できる事はありませんが、短い時間でも、
その方へ思いを寄せる人が増えることが
お茶会の良さでもあるのかなと感じました」
翌日11月18日(日)は、宮城県石巻市にて、
第9回「ペンギンのお茶会」を 開催しました。
こちらも、7名の方に参加していただきました。
以下、若松さんのリポートです。
「地元に近づけば近づくほど、緊張感が増した私。
知人の自宅をお借りしてのお茶会。なんと今回は「初・こたつでお茶会」です。
おかげで参加された皆さんも私も、リラックスムードに。
お茶会で、本音を話す方、なかなか自分をさらけ出せない方
石巻だけではなく、どこでも様々です。
私はお茶会で話したことだけではなく、ご自宅に帰られてからどう思われたのかも、
大切にしていただきたいなと思っています。
「あの時こう言ったけれど、本当は私の思いは違ったかも」
それでも良いと思うんです。
「私は?」と問いかけるきっかけにしていただければ嬉しいです。
石巻ではアットホームだった分、深いお話を聞かせていただきました。
皆、たくさんの辛さや悲しさを抱えつつ、頑張って生きている。
これからも生きて行く。
『さあ、前を向いて』
自分の背中をバンとたたいていただいたような気がしました」
石巻でのお茶会の後、若松さんの故郷、女川町にも足を伸ばしました。
津波で流されたご実家のあったところは、がれきもきれいに片づけられて
すっかり平地になっていました。
まだまだ、復興までの道のりは遠いなと感じましたが
それでも宮城の女性たちはとっても元気で、私たちもパワーをもらった気がします。
これからますます寒くなる季節を迎えますが
被災地や、仮設住宅で暮らす皆さまも
どうかお身体に気をつけて過ごしていただきたいと祈ります。
またいつの日かぜひ、宮城でお茶会を開催したいと思います。
第1回お茶会リポートは、こちら→
第2回お茶会リポートは、こちら→
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第5回お茶会レポートは、こちら→
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