おしゃれカウンセリング レポート第1弾

体験した方々から大好評の「おしゃれカウンセリング」! 今回はご自宅にうかがい、クローゼットのカウンセリングをしました。

訪問したのは、東京都内のA・Sさん(37 歳)宅。クローゼットを見ながら、手持ち服を活かしたコーディネイトや処分するもの&残すもののセレクト、こらからの買い足しなど、スタイリストの大沢早苗さんにアドバイスをしていただきました。

「クローゼットの洋服が溢れ、ごちゃごちゃして見にくくて、コーディネイトにも時間がかかりがちです。本当は、このクローゼットは、夫の洋服と半々に入れていたのに、とうとう夫の洋服を追い出してしまいました。本当に着る洋服だけを残して、フリマに出したりして処分したいと思っています。でも、どれを処分していいのか、迷ってしまっていて…」とA・Sさんは、今の悩みを打ち明けてくれました。
また、年齢とともに体型が変わり、やせにくくなったのも悩み種だとか。「太って見えない、おなかやおしりが隠れる形の洋服を選びがちです。着やせして見えるコーディネイトも教えて欲しいですね」

A・Sさんは、クローゼットの中の洋服を、あらかじめ「よく着る服」「あまり着ていない服」の分けておいてくださいました。

まずは、「あまり着ていない洋服」から、処分するもの、残すものを選別します。
大沢さんが、おすすめするポイントは3つ。

1)以前はよく着ていて、今はあまり着ていないものは、生地がクタクタになっているし、飽きてもいるので処分。逆に、あまり着ていなかったものは、コーディネイト次第で、また着ることができるかもしれないので、残してコーディネイトを考える。

2)女性らしいワンピースやスカートなどは、そのまま着るのは、古くさく見えてNG。デニムやレギンスをはく、ジージャンや革ジャンと合わせるなど、カジュアルダウンして着るとおしゃれに見えるので、そのようなコーディネイトができるものは、残してもよい。

3)若作りに見えがちな、綿素材などのフリルやレースがついている洋服は、思い切って処分。透けるレースなど、大人っぽいものは残してもよい。

そして、着やせ効果のあるコーディネイトのアドバイスへと、続きます。

A・Sさん「Gジャンはどう着たらいいでしょうか?」
大沢さん「ボトムスを女性らしいスカートにして、Gジャンは前をとめて着ます。コンパクトに見えて、おしゃれ&着やせ効果も。衿を少し立てると、大人っぽいですよ」

A・Sさん「水玉のトップスはお気に入りだったのですが…」
大沢さん「30代後半からは、水玉のトップスは子どもっぽく見えるかも。着やせ効果を出すのも難しいですね。水玉はスカートなどのボトムス、ストールやバッグの小物でセレクトすれば、おしゃれに見えますよ」

A・Sさん「やせて見えるようにと、黒い洋服や、ゆるめのデザインを選んでしまい、コーディネイトもワンパターンになりがちです」
大沢さん「隠そうとしすぎると、よけいに太く見えることもあります。私は、体のラインに適度に沿ったものの方がいいと思います。例えば、黒のチュニック風のワンピースなら、ベルトをしてくびれを作り、ブラウジングします。また、ストールをふわっと巻いて、上半身にポイントを持っていきます。洋服で黒を選んだら、靴やアクセサリーなどの小物で明るい色を持ってくると、コーディネイトの幅が広がりますよ」

 

あっという間に2時間がすぎました。
クローゼットを整理するのは、女性にとってはかなり勇気のいることです。
A・Sさん、お疲れさまでした!

後日、A・Sさんから、こんな感想をいただきました。
「友人やショップの店員さんにファッションのアドバイスをもらうことはありましたが、スタイリストさんに自分のクローゼットをみていただきながら、おしゃれのアドバイスをいただくのは、やっぱり違いました!
もう捨てようかと思っていた服が、組み合わせ次第で意外に使える服でびっくりしたり、クローゼットに溢れていたほとんど着ていない服を『これは処分!』とハッキリ言っていただき、処分の決心がついたり…。
おかげさまで、クローゼットがスッキリしただけでなく、今後何を買い足せばいいのか、どんな服が似合うのかなど、自分ではわからなかったことをアドバイスいただけてよかったです。
これからますますおしゃれの幅が広がりそうで、楽しみです。
本当にありがとうございました!!」

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