「おしゃれカウンセリング」レポート第3弾

スタイリストの大沢早苗さんに フアッションアドバイスをしていただく「おしゃれカウンセリング」レポート第3弾です。

「イメージは、井川遥さんで!」

今回、カウンセリングを受けるのは、エッセイストで心理カウンセラーの若松美穂さん(40歳)です。ご自宅にて、クローゼットカウンセリングをすることになりました。

SONY DSC

話をしているうちに、若松さんは体型にコンプレックスを持っていることが判明。
「お尻が大きいので出したくないのと、足首が太いのが気になるんです」
「全然、気にする必要はないし、逆に隠そうとしないほうがスッキリ見えますよ」と大沢さん。

また、若い人のブランドショップで洋服を選ぶことも多いという若松さん。
「メインになるトップスは、年齢に合ったブランドで探すことをお勧めします。襟の開き加減やウエストのシェイプなども、微妙に大人っぽくて、若い人のブランドとは違うはず」
さらに、「若松さんはお顔がきれいで印象がつよいので、トップスにあまり柄物は合わせないほうがいいですね。白・無地など、できるだけシンプルなものを選ぶようにしてみては」というアドバイスも。

「ファッションが好きなタレントさんはいますか?」という質問に、若松さんが名前を挙げたのは、井川遥さん。なんと、大沢さんが今回頭に描いていたのも井川さんのイメージ。ふたりの意見が、ぴったりと一致しました!
「井川さんは、カジュアルな服装をおしゃれに着こなすのが本当に上手。大人っぽいカジュアルを目指しましょう!」

目指すイメージが決まったところで、早速、クローゼットを拝見することになりました。

SONY DSC

すっきりと整理されたクローゼット。洋服も少なめに見えます。

トップス選びのキーワードは「シンプル」

SONY DSCまずはトップスから見てみましょう。

若松さんのワードローブには、水玉、花柄などの柄物のトップスもたくさんあることがわかりました。

 

 

大沢さんがアドバイスする、トップス選びのポイントは以下のとおり。

・シンプルなもの……柄ものをトップスに持ってくるのは難しい。とくに若松さんの場合、お顔とケンカしてしまいます。

・襟が大きめに開いているもの……襟が詰まっているものは、大人カジュアルスタイルにはあまりお勧めしません。

・シャツは、ジャストサイズのもの……身体にフィットしていないと、おしゃれに見えません。

SONY DSCアドバイスを聞いて、これだけのトップスを処分することにしました。

デザインの古いものやシミのついたもの、水玉、花柄などの柄物思い切って処分。

 

SONY DSC

「こういうシャツは、襟もとを大きく開けて、袖をまくって。パンツにINするとおしゃれな感じになりますよ」「へぇ~! なんだか新鮮。緑色のベルトと合わせたことも、なかったです」

Tシャツも、今までは外出着として着たことがほとんどなかったという若松さん。「これからはぜひ、チャレンジしてみて! 一枚で着られる、大人っぽいTシャツを探してみてください」と、大沢さん。「ほかに、これからそろえた方が良いと思うのはインナーです。ファストファッションのお店に行くと、いろんな色のキャミソールが手頃な価格で手に入りますよ」

大量の洋服を処分

白パンツは4本も持っているという若松さん。「でも、着ているのはぴったりデザインの一本だけなんです」ところが大沢さんが一押しなのは、若松さんがほとんど着ていないという、腰回りにゆとりのあるタック入りのもの。「きっと、オシャレっぽく着こなせますよ」

SONY DSC形が古いものなど、思い切ってこれだけのパンツを処分することになりました。

 

 

 

SONY DSC

思い切ってこれだけ処分。

スカートはほとんど持っていない代わりに、ワンピースをたくさん持っている若松さん。デザイン性の高いものや、柄ものなどが多いようです。

「そのまま着るよりも、太いベルトを合わせたり、ロールアップパンツと組み合わせるのをおすすめします。前開きのワンピースは、はおりものっぽく使ってもいいですね」

SONY DSC結局、処分する服は全部でこれだけ。柄物、デザイン性の高いものが中心です。

「服は少ない方だと思ってたけど、こんなに要らない服があったんですね。思い切って全部捨てます!」と若松さん。

 

 

若松さんのイメージが一新!

SONY DSCいつもの若松さんはこんなスタイル。

首が詰まり気味で、デザイン性の高いものを選んでいました。パンツは、ぴったりサイズの白パンツが一番のお気に入り。はおりものは、デザイン性の高い、ドルマンスリーブのものを選んでいました。

今回、大沢さんに、手持ち服を使って新しいコーディネートを考えてもらいました。

若松さんの華麗なる変身をご覧ください!

 

SONY DSC

「好きだけど、どんな服装に合わせていいかよくわからなかった」というストールと、「ふだん着にしていた」というTシャツで、こなれたスタイルに! 「外出の時は髪の毛をまとめることはなかった」という若松さんに「これからはぜひチャレンジしてみて!」と大沢さん。

SONY DSC

「“白×白”の組み合わせなんて初めて! 新鮮!」と興奮気味の若松さん。「いつもは、絶対かぶらない」という帽子にもチャレンジ。大人っぽくて素敵です。

 

*若松さんの感想です。
「最初は自覚していなかったのですが、カウンセリングが進むにつれ、実は自分でも『どうにかしたい』と思っていたことに気付きました。今回、すごく参考になったのが“着崩すコツ”。大沢さんに指摘してもらって気がついたのですが、私、つねに「きちんと」着ちゃうんです。“もうひと崩し”が、大人の肩の力を抜いたファッションに繋がるんだと、教えていただきました。それには形・素材感などもすごく大事なんですね。これまで登場回数の少なかった洋服も活用できることがわかって、嬉しいです! これから、サマ―ニットや シンプルなカーディガンの購入も検討しようと思っています。今までより、おしゃれが楽しみになりそうです!」

*大沢さんからのメッセージです。
「長身でスラッとしたスタイルの若松さん。お持ちのお洋服を拝見して、体型隠しのために選んでいるアイテムがたくさんあることが、意外でした。これからは、腰回りをカバーするような、カーディガンやはおりものは、必要なさそうですね。ベーシックなアイテムの組み合わせでも、小物使いの工夫で、とてもおしゃれに着こなせる方です。今までは、Tシャツを選ぶことが少なかったようですが、夏に向けて、Tシャツとカジュアルなパンツの組み合わせに、小物でアクセントをつけるスタイルがおすすめです。カジュアルにしたい時は、色物のアクセサリーとスニーカーやサンダル。キレイ目にしたい時は、光りもののアクセサリーにパンプス、など、小物使いを楽しんでほしいですね。帽子もお似合いでしたよ!」

 

これまでのカウンセリングの様子は、こちらでご覧になれます。

→Cコース「ご自宅カウンセリング」体験をレポート!(おしゃれカウンセリングレポート第1弾)

→Dコース「お買いものカウンセリング」体験をレポート!(おしゃれカウンセリングレポート第2弾